~こだわりのおやじ「津弥や(つやや)」を語る。~

内田:最初に神戸にお店を出す計画を聞いたときは、いいなと思ったんだよ。立地も何も知らなくて。 生産者から良い材料が直に入る。それを無駄にしたくない。安く、おいしいカレーうどん。
おっ、いいねって話してたんよ。ソバはやんないの?って聞いたら、ソバ屋は難しいと。ソバはこだわりがある。うどんっていうのはいい、地元密着だから・・・。
面白いよね食べ物って。美味しいうどんを食べに行く距離感と、美味いソバを食べに行く距離感って全く違うんだよね。 「ラーメン」が一番近くて、次「うどん」で、一番遠くまで行くのが「そば」だね。

神谷:極端にいえば信州そばとかだよね。

金重:100キロ200キロ行きますからね。

内田:うどんはぜったいそこまで引っ張らないから。神戸周辺、地域密着!

金重:讃岐うどんはいくけどね・・・。

神谷:だよねぇ・・・。ところで、今回白子に移転しても、どうして“うどん”だったんですか? こだわり野菜や、前モノの魚で何かやるとかならわかるんですけど、そこになんで“うどん”・・・?

内田:全面的にプロデュースをやってくれって頼まれたときに、やっぱり「津弥々(つやや)」っていうブランドは大事にしたいなと思った。
まず実際に、うどん美味いって。それは残さなきゃいかん!それに「つやや」っていう音の響きとか、ネーミングブランディングとかも評判よかったからね。
だから、次に「津弥や(つやや)」って名前を決めた。「津弥々(つやや)」じゃなくて「津弥や(つやや)」。「や」をひらがなにしたのは、前とおなじ(々)「つやや」じゃないっていう思いと、 「やさしさ」の「や」に決めた。
それから、1プラス・・・うどんに何か足して答え=3みたいな。1+1が2じゃなくて3とか4になるような組み合わせにこだわりたいと思った。 そういう考えを全部まとめて、やっぱり“うどん”。
そして“うどん”プラスなんだろうな?って思った時に、今言った野菜だとか、無農薬だとかなんだとか、これ活かさなきゃって。 だから“おばんざい”だ!と。“おばんざい”っていうとさ、特に東京とかそうだけど、敷居が高いんだよね。

神谷:うん、まぁちょっとね、京都っぽくて。高級感を売りにする!みたいな・・・。

内田:のれんくぐるだけで高いぞ、みたいな。それが嫌だったから、あえて“大皿おばんざい”。
“おばんざい”が大きな皿に盛られて並んでるわけよ。大衆向けですよって感じを出していきたかった。 その中で「麺」にもこだわる、「おばんざい」にもこだわってますよっていうあたりからいこうかなと。
これが第一のコンセプトだよね。